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最も印象深い、生徒の言葉――笠田小夏【海外インターン体験記】【チェコ】【連載3】

こんにちは!
チェコのプラハで海外インターンシップ中の、名古屋大学3年の笠田小夏です。

前回まで、プラハという都市についてや世界各国から集まったインターン生との交流についてお伝えしてきました。
今回は実際のインターン内容について詳しくレポートします。

私たちインターン生15人は、2つのグループにわかれ、1週間ごとに主にプラハ市内の小中高校を転々とし、自国の文化などを生徒たちに教えています。
通常の授業時間をもらい、各々プレゼン・ワークショップ・ゲーム・ダンスなどを行います。

使用言語は主に英語です。
1つのクラスに1度の授業をすることも、何度も授業をすることもあります。

学校ではたくさんの生徒たちにサインや写真を求められ、まるでスターのようです。
そのなかで、特に印象深い出来事が2つあります。

1つは、生徒から「私は9月30日(そのクラスにおける最初の授業)まで、日本のことを全く知らなかった。でもそこからの3日間を通して、今は日本に行ってみたいって思う。」というコメントをもらったことです。

はっとしました。
この子の“日本”のイメージはすべて私が作ったのです。
私が作るパワーポイントのスライド1枚で、私の発する一言で、それは良くも悪くもなりうるはずです。
自分が、無邪気な低学年の子供たちや、多感なティーンエイジャーに与える影響の大きさを改めて実感しました。

もう1つは、とある授業で日本の観光地についてプレゼンしたあと、「何に一番興味を持ったか紙に書いてみてください」と言ったときのことです。
あまり英語が得意ではない1人の生徒が、「書くことが何もない」と言って、渡した紙をはさみで切りだしたのです。
もちろんその生徒の態度は良くないと思いますが、もっと興味を惹ける授業ができなかったのかと、悔しくなりました。

自分が日本代表のようなこのインターンは、それだけ自分にかかる責任も大きく、つらいことも多いです。

ただ、帰り際に生徒が「You are the best, I like Japan and You.」と一生懸命のたどたどしい英語で言ってくれることもあるなど、努力が報われ心から嬉しくなる出来事もたくさん経験できます。

めげることなく、他のインターン生を切磋琢磨しながら、日々ベストな授業ができるよう頑張っていきます。

 

(チェコ プラハ発:名古屋大学 経済学部 3年 笠田小夏)
※この記事は2015年9月13日に執筆されました

笠田小夏

笠田小夏

2016年度アイセック名古屋大学委員会3年生。2015年度は副委員長兼経営管理統括として活動。将来は人々に情報を伝える仕事がしたい、そんな私にとって貴重な経験となった今回のインターンシップレポート。チェコの美しい写真にも注目してください!

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