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アフリカでの食育インターンで気づいた昆虫食の可能性【昆虫で世界を変える!?】【連載1】【ウガンダ】【昆虫】西本楓

初めまして。

神戸大学2年生の西本楓(にしもとふう)です!

私は1年生の夏と春にウガンダで食育インターンをしていました!

そこで抱いた問題意識から帰国後に「昆虫食」という解決策を知り、昆虫で世界を変えたい!という志を持って日々奮闘しています。

 

この連載では私がどんな方法で世界を変えようとしていくのかを書いてきます。

誰かが私の活動での成功や失敗を見て、志に向かって挑戦していく勇気を持ってくれたら、とても幸せです!

では!

まずは初回なので、私の志の原点であるアフリカでのインターンの話をしようと思います。

 

いざ、アフリカへ。

大学に入学したての頃、アフリカに行った先輩の刺激的な話を聞いて「絶対アフリカに行きたい!異文化に触れたい!」と思いました。

そんなことを公言していると、アイセックのメンバーに勧められて、ぼーっとしているうちにアフリカに行くことになりました(笑)

 

航空券取って、10万円分の予防接種をして、蚊帳を買って、バタバタ。

不安だらけの中、念願のアフリカに!

ウガンダで「変えたい」と思ったこと。

ウガンダにいざ来てみると、奇妙なことだらけ…まさに異文化。

毎週行く教会では、前で牧師さんが変な催眠術をかけたり、アフリカ特有のラトソルの土で毎日顔が真っ黒になったり、毎日火をおこさないといけなかったり。

でも思ってた以上に住みやすく、おもてなしの文化を持ったあたたかい人々にたくさん出会いました。

 

ある日小学校に訪問することがあり、その時に頂いた給食に驚きました。

トウモロコシの粉をお湯で固めたものと少量の豆。質素すぎ。。

よく考えてみると、ウガンダに来てから食べた食事は炭水化物や油ものが多く、野菜がほとんどなかったことに気づきました。

 

十分な薬や医師がいないウガンダでは病気にかかりにくい健康な体を作ることが最も重要です。

その健康な体を作る基盤は「食」にあるのに、ウガンダの人たちはそのことをあまり気にしていないようでした。

 

もっとウガンダの人が「食」に関する知識をつけて、日々の食事を改善すレバ、今よりも健康で豊かな生活を送れるようになると確信し、

 

わたしはウガンダの小学校で食育を教え、給食のメニューの改善することに決めました。

 

始まった怒涛の6週間。

 

小学校の先生方や子供たちに挨拶をして、

私はウガンダの人々の健康を実現するために、小学校の給食のおばちゃんと給食を作る毎日が始まりました!

 

その中で、

↑ポスターを作って食育の授業をしてみたり

 

↑たまに日本食(これはおにぎり!)を作ったして、、、、味噌は受け入れてもらえない。

 

たくさんの取り組みにチャレンジしました。

 

でも、完全になめていました。小学校の先生たちにもなぜ給食のメニューを改善する必要があるのかわかってもらえない状況が続き、その人が持っている常識や意識を変えることの難しさを痛感しました。

 

何をやっても失敗ばかりで、何もできなくて、ウガンダにきたことを後悔しはじめました。

独り言で「しんどい。。」と日本語で言うのが口癖になるくらい。

 

ウガンダの給食には圧倒的にビタミンとミネラルが足りませんでした。

そこで、藁にもすがる思いでウガンダで活動するNGOの方にインタビューしてみたところ、現地の「ナカチ」という野菜がビタミンとミネラルが豊富であることを知りました。

 

そこでナカチを自分で調理してみると、、、まっずい。苦い。ホストマザーに味見してもらっても、こんなんじゃ子供達は食べないよ

と言われてしまいました。

 

インターンシップももう残り2週間くらいで、やっと見つけた希望だったのに。

 

「ナカチ調理選手権」を開催!

それでも、最後の秘策として「ナカチ調理選手権」を開きました。

教室に大量のナカチ、それと、塩、ケチャップなどの調味料一式、卵やトマトなどの野菜を持ち込んで、上回生にチームに別れて自由に調理してもらいました。

 

そして審査員は、ナカチが嫌いであろう下級生です。

 

子供達は、突然の企画に驚きながらも興味を持ってくれて、ナカチの切り方を工夫したり、茹でたり、炒めたり。

 

全チームのナカチ料理が完成し、下級生に味見をしてもらいました。

私はそれを下級生がどのナカチも美味しくないと言ったらどうしよう、、と心配しながら見守っていました。

全てを一口ずつ味見しもらうと、そのうちの一つのチーム(C チーム)のナカチがすごく美味しかったらしく、投票の前から「C is the best!」と大合唱が起こりました。

 

そのチームのレシピを参考にして、ナカチを調理し、市場でナカチを安くで仕入れられないかを交渉したりして、校長先生や他の先生にナカチを給食に導入してほしい、と頼みました。

でもなかなかいい返事はもらえずに、ついにインターンが終わる3日前を迎えました。

 

その日の朝、校長先生に呼ばれ、「明日の給食で全校生徒分のナカチを作ってほしい。」と言われました。そして「週に2回ナカチを給食に導入する。」と言ってくれました。

 

大歓喜。。。!!!!

 

↑大量のナカチ。

 

給食のおばちゃんたちと普段使わない「ナカチ」を全校生徒分調理するのはすっごく大変だったけど、

 

最後の最後に、こんなふうに自分の作った料理を美味しく食べてもらえて本当に幸せでした。

そうして、給食のおばちゃんたちにお礼(Thank you for cooking!!)を言って、私の小学校での食育インターンは幕を閉じました。。。

 

ウガンダ最後の休日に感じた、自分のやったことのちっぽけさ

インターンシップを終え、ウガンダでの最後の土日にホストファミリーの経営する小学校に行きました。

その小学校は、自分がインターンをしていた小学校よりも貧困地域にありました。

その地域の給食をみていると、思っていたものよりさらにひどいものでした。

そもそも給食を食べることができていない生徒もいて、自分が6週間でやったことのちっぽけさを感じました。

 

自分の勤務している小学校の給食をちょっと変えたぐらいじゃ、何も変わらない。

困っている人はたくさんいる、なんて当たり前なことにやっと気づきました。

 

私は、大きな心残りを抱え、またウガンダに来る!と決心し、

 

日本に帰国しました。

 

西本 楓(にしもと ふう)

西本 楓(にしもと ふう)

神戸大学。大学1年の夏と春にウガンダでの栄養改善インターンに参加。途上国の子供達の栄養不足の現状を知り、帰国後は、途上国における昆虫食での栄養改善を目指し活動中。

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