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自信が持てない自分を変えるために、インドへ【海外インターン体験記】【連載1】【インド】一橋大学1年 中牟田雪奈

みなさん初めまして!一橋大学社会学部1年の中牟田雪奈です。

私は2月1日から3月16日までの6週間、アイセックの海外インターンシップに参加し、インド北東部の街・チャンディーガルで”Woman Empowerment”に関する活動を行います。

 

今回はアイセックのインターンシップへの参加を決めたきっかけとその目標、実際にインターンシップを開始して感じた疑問・悩みについて書きます。

チャレンジングな環境に飛び込みたい!

突然ですが、皆さんの人生には成功体験がありますか?

 

私には特にありません。しばらく悩んで何となく思いつく程度です。

「何か困難なことに立ち向かってそれを自分の力で乗り越えた経験がない」

という事実はこれまで自分が不自由のない恵まれた環境で過ごしてきた素晴らしい証であり、お世話になってきた周囲の方々に感謝すべきことだと思います。

それと同時に、コンフォートゾーンから脱却しないつまらない日々を過ごしてきたようにも感じられました。

何かを自分の力で成し遂げられたことがないため、ずっと自信が持てませんでした。変わりたいと思いながらも行動を起こせない日々に嫌気が差していました。

 

そうした中で今までとは全く違ったチャレンジングな環境に飛び込み、自分の力で頑張り抜く自分の可能性が広がる経験をしたい。それを通じて自分に自信を持ちたいと思うようになりアイセックのインターンシップの参加を決意しました。

 

そして渡航する国とプログラムを選ぶ上で重視したのは、日本とは全く異なる社会で人々と深く関わる経験をすることです。宗教や文化が大きく異なるインドで、ジェンダー格差という社会に深く根付く難しい問題にアプローチすることで、視野や価値観が広がって自分の成長が見込めると思いこのインターンシップ内容に決めました。

 

ボランティア先で数学の授業を受ける子供たち

 

6週間の目標

 

一番の目標は

「20歳の春にインドに行って○○な経験をして○○を学んだ!」

と簡潔に自信を持って言えるようになること。

そのステップとして以下の3つを掲げました。

 

①  計画をたてる⇒実行に移す⇒反省する

6週間という短期間ではできることに限界があり、いきあたりばったりでは成果を得難いのが事実です。1日1日を意味のあるものにするためこのサイクルを意識しました。

②  感じたこと・考えたことを言語化する

言語化する過程で考えが整理され、解決策が生まれたり新たな疑問を抱いたりします。インドでの経験をその場限りのものにせず次に繋げていくために習慣づけました。

③  自分から行動を起こす

 誰かに頼っていては自分は変われません。私の私による私のための6週間にしたいです。

筑波大学付属高校での事前研修の様子。HAATAS様の行うHIV/AIDS講習に参加しました。

 

社会課題解決って何?

 

私のボランティアのテーマは”Global Gender Education”、”Woman Empowerment”。ジェンダー格差の大きいインドで少女たちの将来の可能性を広げられるような教育をするという内容です。英語や数学などの放課後教育を行うNGOにお邪魔して、授業間の休み時間にアクティビティを行います。

子供たちと仲良くなるために、1週目は日本文化・社会を紹介することにしました。日本から折り紙で遊んだり、ドラえもんの歌を歌ったり(インドではクレヨンしんちゃん・忍者ハットリくんといった日本のアニメ・漫画が大人気のようです。)、宗教や祭りについて話し合ったり…。子供たちは興味津々でたくさん質問を投げかけてくれ、私自身楽しい1週間でした。

 

 

しかしながら

「私はWoman Empowermentと題するプログラムに参加しているはずなのに…。自分のやっていることはジェンダー教育とは何も関係ないじゃん」

との戸惑いが隠せませんでした。

筑波大学付属高校での事前学習を行ったものの、インドのジェンダー格差についての知識が乏しいため、どんな啓蒙活動をやっていいのかも分かりません。

また、ボランティア先の子供たちより、宿泊所周辺の子供たちの方がよっぽど不衛生で貧しい生活をしている現実を目の当たりにしました。本当に解決しなきゃいけない問題ってこんなに近くにあるのに、自分は車で20分かけてNGOに通い折り紙を折っている滑稽さ。そもそも日本にだって社会課題は山積みです。

「自分はインドに来て何をしているんだろう。社会課題解決って何なんだろう」

多くの悩みや課題を抱えたまま1週間が過ぎてしまいました。

 

 

次回の投稿では2週目以降からこの状況をどう変えていったのか、試行錯誤の日々をご紹介します。

 

中牟田雪奈

中牟田雪奈

一橋大学社会学部1年。インド・チャンディーガルにて、少女たちの将来の可能性を広げられるような教育のインターンシップに2018年2月から参加。 「一歩踏み出すことに迷いがある皆さんを後押しできるような記事を書きたいです!」 *所属/学年は2018年3月現在

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