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北欧の国フィンランドで、異文化理解を実現する【海外インターン体験記】【連載1】【フィンランド】 神戸大学2年 三澤真菜

こんにちは!神戸大学2年の三澤真菜です。

私は2018年2月19日から、フィンランドの首都ヘルシンキで

難民女性の社会統合・社会進出のサポートを行うインターンシップに参加しています。

 

今回は、私がなぜこのインターンシップに参加しようと思ったのか、また1週間を終えて何を感じたのか、について書きたいと思います。

 

百聞は一見に如かず

 

私は、高校生のときに難民問題をテレビで知りました。

それから難民問題に対して漠然とした関心を持っていました。

 

しかし、難民の当事者に会ったことはないし自分に何ができるのかも分からない。

大学生になってから行動範囲が広がったにも関わらず、

2年生になっても私の難民問題に対する関心は「漠然とした関心」のままでした。

 

そんな中、授業やイベント、サークル活動などで留学生と交流する機会に恵まれ

たくさんの留学生と関わる中で「異文化交流」の魅力に引き込まれていきました。

今までなんとなく悪いイメージがあった「違い」という言葉。

それが、留学生と交流する中で、私の中に新しい発見や新しい考え方をもたらし

人生を豊かにしてくれるものだということに気がつきました。

 

『難民の人々が受け入れ国の人々とお互いに違いを受け入れ合い、

新しい国で新しい生活をスタートさせることができたら…』

そんな想いが私の中で浮かんできて、今まで漠然とした関心だった難民問題に

私が興味を持っている異文化理解を使って力になれるかもしれない、

という希望が芽生えました。

これを検証するには自分が現地に行くしかない!

ということで、今回アイセックのインターンシップを使って

難民支援プロジェクトがあるフィンランドに行くことに決めました。

 

アクセンチュア株式会社との提携合宿JWI第一回合宿の様子

難民女性の社会進出を目指す

このインターンシップでは、世界各国から集まった6人のメンバーでチームを組んで活動しています。

具体的には、月曜日と金曜日は静かな場所にある難民センターで女性を対象とした英語クラスを、火曜日と木曜日はヘルシンキにあるセンターで性別を問わない英語クラスを実施し、水曜日は難民の方の就業支援を行っている団体のオフィスで仕事を手伝います。オフィスでは、難民の就業希望者の英語の履歴書作成を手伝っています。

 

かけがえのない一人の人間として

最初の1週間を終えて、一番良かったのは

 

「難民の方々と私たちの間には大きな違いは何もない」

 

と実感できたこと。何人かの難民の方に会うことができ、英語を教えたり履歴書の作成を手伝ったりしました。

その中で印象的だったのが、全ての人がそれぞれかけがえのない存在で輝いてみえたことです。それぞれに個性や強みがあり、勉強や働くことに対する意欲もたくさんあります。日本にいるときは、頭では違いはないと分かっていても、どこかで「難民とは全てを失い生きる希望を失った可哀そうな人々」と捉えてしまっていました。しかし、実際に難民の方々とお話しできたとき、そこには一切違いを感じず、ただ一人のかけがえのない人間として、コミュニケーションをとることができました。

 

「経験することで気づきを得る」この繰り返しによって、私たちは自分の中にある偏見をなくしていけるのではないか、と思いました。

一緒に活動しているチームメンバー

多国籍チームの強みを活かして

このインターンシップでは、最初から最後まで6人でチームを組んで活動します。私にとっては、海外で外国人メンバーとチームを組んで活動するのは初めての経験です。このチームでは、リーダーというポジションは存在しません。一人一人がリーダーとしての自覚を持って行動することが求められています。

その中でも、多国籍チームでのミーティングはとても難しいです。それぞれインターンシップに対する目的も違えばやりたいことも異なります。

また、英語で議論するので話し合いの中で誤解が生じることもあれば、気づいたら話の論点がずれているということが頻繁に起こります。

最初は、ミーティングの中で何も決められず、このままで上手くいくのか不安になっていました。しかし、段々それぞれのメンバーの強みや考えが分かってきました。

このプロジェクトをより良いものにするためには、対象である難民の方々について知ることと、自分たちメンバーのことを知ること。まだまだ模索しながらですが、それぞれがお互いに補い合えるようなチームになれるように考えていきたいと思います。

 

あたり一面氷で覆われた湖

 

 

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三澤真菜

三澤真菜

神戸大学経営学部2年。フィンランドの首都ヘルシンキで難民女性の社会統合・社会進出のサポートを行うインターンシップに2018年2月から参加。 「読んでくれた人に希望を与えられるような記事を、読者に近い存在で書きたいです!」 *所属/学年は2018年3月現在

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