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「傍観者になるな!」後悔しない大学生活を送るためにーーTeach For Japan代表 松田悠介さん【Social Leader Interview】

リーダーシップを備えた優れた教師の育成・輩出を目指すTeach For Japanの代表理事 松田悠介さんにインタビュー!

大学生に向けた激励のメッセージをいただきました。

課題先進国、日本。

日本というのは、よく「課題先進国」と言われています。どの国と比較しても、今までに経験したことのないような社会問題に直面しているのではないかと思っています。相対貧困率も厳しくなってきておりますし、高齢化の問題であったり、エネルギーの問題であったり、いろいろな社会問題が出てくるのではないかと。

社会問題とは何かというと、結局「民間」や「公」では解決できないような課題のことだと捉えています。例えば、貧困、教育格差の問題であれば「国は大きすぎて、厳しい状況にいる子供たちに十分な教育を与えられない」「民間はそこの層は お金にならないので、サービスが提供できない」というように。

傍観者になるな!

このような社会情勢の中で、私が何よりも重要だと思うのは「当事者意識を持つ」ということです。つまり、問題を他人事ではなく、自分事として捉えて、それを解決していくために行動するということです。 

学生のみなさんには、ぜひともその当事者意識を持って行動することを大切にしていただきたいなと思っています。

傍観者になってしまって、問題意識を持っていてもそのまま終わってしまうケースが多いかと思います。当事者意識を持って、自分が 「ちょっとおかしいな」と思うことがあれば、「自分に何ができるのか」ということを考えて、行動を起こしていく。行動を起こしていくと、いろんな出会いや学び、成長というのが後からついてきます。必ずついてきます。

大学生活で大切にして欲しい3つのこと

大学生の皆さんには、大きく3つのことを大切にして欲しいなと思います。
 

【1】めちゃくちゃインプットすること

1つは、「勉強」です。

大学に入ると、勉強しない人が非常に増えてきてしまいます。

とはいえ、学ぶ場所ですので、めちゃくちゃ勉強して欲しいなと思います。
私なんて、大学の時192単位とって卒業しました。
本当に学んでよかったなと思っています。

最近では、アウトプット型の人間が必要なんだという風に言われていますけれども、インプットが無ければアウトプットなんてありえないわけです。
インプットの質や量を担保するために、ぜひとも徹底的に勉強して欲しいなと思います。

 

【2】志を見つけるために、行動を起こすこと

2つめは「自分が何のために学ぶのか」「その学びを何に活かしていくのか」「自分の志は何なのか」ということを見つける努力をして欲しいと思います。
とはいえ、考えるだけ、授業を受けるだけでは見つからないです。

「行動を起こすこと」を通して、見つかるんじゃないかと私は 思っています。

最初から夢をみつけることは大変なのですが、いろんな行動を通して自分に何が向いているのか、向いていないのかということを、体で感じるということがすごく重要だと思うんです。 

まずは、やってみること。
やってみるからこそ、どれだけ大変な仕事なのか、どれだけやりがいがあるのか、自分が本当にやりたいのかどうかに気づくと思います。

もし違うのであれば、次は他のことをすればいいわけです。

こういった形で行動をし続けていると、いつの日か自分の志、向かうべき方向性、何を、何のために学ぶのかが見えてくると思います。

その努力、それを見つける努力はしていただきたいなと思っています。

 

【3】仲間を見つけること

3つめは、「仲間を見つけること」です。

どういった仲間、どういった人で周りを固めるかはとても重要だと思います。

居心地がいい仲間で毎日駄弁っているようじゃ、それはもう時間の無駄です。

自分の成長や、モチベーションを高めあえるような仲間を見つけることが大切だと思います。

時には、むかつく相手もいるかもしれません。
でも、実はそれは成長できる瞬間でもあるんですね。
自分と違う価値観や、経験をしているからこそ「ちょっと違うな」と思うわけです。

でも、そういった人たちが自分の今まで触れてきていないものを持っている人たちですので、そういう人たちも含めて、自分の周り、どういう環境にどういう人を周りに置くかということを考えて付き合っていくことがすごく重要なんじゃないかな と思います。

 

大学生活は4年間ありますので、この3つのことを徹底すれば、必ず社会に出てからは自分の志に向かって活躍できると思います。

頑張って下さい!

 

 

 

 

 

<プロフィール>

松田悠介 [ まつだ ゆうすけ ] さん

1983年千葉県生まれ、2006年日本大学文理学部体育学科卒業後、体育科教諭として都内の中高一貫校に勤務。その後、千葉県市川市教育委員会教育政策課分析官を経て、2008年9月ハーバード教育大学院修士課程(教育リーダーシップ選考)へ進学し、修士号を取得。卒業後外資系戦略コンサルティングファームPricewaterhouseCoopersに勤務した後、Teach For Japanの創設代表者として現在に至る。

■ すべての子供が成長できる「教室」。Teach For Japan

YouthSpeak Media編集部

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YouthSpeak Media編集部。NPO法人アイセック・ジャパンのメンバーが中心となって運営しています。

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