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【連載】フードロスと自分に向き合う 海外インターンシッププログラム「Food Again」

「大学に入ったら海外に行ってみたい」

「海外インターンシップに行って成長したって言う先輩みたいに、自分も挑戦してみたい」

現在はフードロスという課題に挑む海外インターンシッププログラム「Food Again」のプロジェクトリーダーを務め、この夏自身が企画したプログラムで渡航する仙波さん。多くの新入生と同じような気持ちでアイセックに入会した仙波優磨さんが、自分の問題意識を海外インターンシッププログラムとして形にし、参加するに至った経緯をお伺いしました。



―アイセックに入会した理由は何でしたか?

大学受験のとき、第一志望に落ちてしまいました。さらに、当時将来の夢はなかったです。「軸がなかったり、流されたりして、大学生活の4年間を無駄にしたくない!」と思い、アイセック同志社大学委員会への入会を決めました。


―アイセックでは、どんな活動をしてきましたか?またどんな変化がありましたか?

1回生の時は、1回生だけの新規プロジェクトに所属していました。「何でもしていいよ」と上回生から言われて、自分たちで企業を探し、企画もゼロから進める、という活動でした。難しかったけど楽しかったです。また、夏にはアイセック・ジャパンの次期経営層を育成する合宿の運営メンバーとして活動しました。

まだまだ明確に夢とかが生まれた訳ではないけど、自分の意見は言えるようになりました。例えば、何十人の前で手を挙げて話すこととか。「発言しよう」「自分から機会をとっていこう」っていう周りの環境が、自分を変えてくれたと思います。

 また、プロジェクトリーダーの経験もしました。しかし、メンバーが離れていったり、みんなを上手く巻き込むことはできませんでした。そんな中で、「人巻き込めるようになりたい、みんなを引っ張ることができるリーダーになりたい!」と思うようになりました。その時は、女性リーダーの輩出をテーマにしたプログラムを企画していたのですが、実はこのテーマの発案者は自分ではなく、納得感が弱くてモヤモヤしていました。


2年生では自分が提案したテーマでプロダクトを進めたい、納得感高く取り組んでいきたい」と思い、”1年間捧げられる”海外インターンシッププログラムを作ろうと思いました。

中央左が仙波さん 現在共に活動するFood Againのプロジェクトメンバーと


―「Food Again」は、どんな海外インターンシッププログラムですか?

このプログラムのVisionは、『もったいない』を『ありがとう』にです。


生産者が作ってくれたものが失われることは、「もったいない」です。満足な食生活を送ることができない人が日本にはいっぱいいるし、余ったら捨てないといけない生産者の悲しみもあります。

このフードロスという社会課題は企業やNPOなど色んな人が取り組んでいて、個々が頑張っていますが、根本的な解決に繋がっていません。それらを繋げていけるような、「もったいないを解決して、食べ物に困っている人と、悲しむ生産者の双方を助けられる人」を「Food Again」から輩出していきたいです。

―プログラムの具体的な内容を教えてください。

海外インターンシップ渡航前は、実際にフードロスに取り組んでいる方のお話をきいて、自分にない視点を獲得します。海外インターンシップ渡航中や渡航後にどんなことができるのか、仮説を持ち、実際にプレゼンして、フィードバックをいただきます。

渡航中はマレーシアでの海外インターンシップでは、ドイツ、香港、台湾、ベトナム、パキスタン、インドネシアなど様々な国の海外インターンシップ生とともに、0から現地のフードロスを解決する企画をつくります。たとえば、学校で食育の授業をして、廃棄の現状を伝えることがあります。

渡航後は、「フードロスレストラン」という活動や学びを発表する場を活用してアウトプットしていきます。海外インターンシップを通しての自分の気づきや、フードロスへの課題意識を伝えて、人々を巻き込む経験にします。また、フードロスに問題意識を持っている食品業界の方にご登壇いただき、「実際に現場でどういったところに課題が生じているのか」「こういうことができるじゃないか」という気づきを得てもらいます。

僕自身最近は、海外インターンシップで同僚になる数ヶ国の人々とSNSでやり取りしていて、「フードロス」という社会課題に実感が湧いてきました。各国の食品廃棄の現状や取り組みが異なる中で、「同じ問題意識を持っている人がいるんだ」っていう驚きや、一緒に課題に取り組んでシナジーが生まれそうなワクワクを感じています。


―「フードロス」という社会課題に取り組む、海外インターンシッププログラムを選んだ理由はどんなものだったんでしたか?

昔からゴミ問題に関心を持っていて、特に食べ物が大量に廃棄されているニュースなどを見ると胸が痛くなる経験がありました。大学に入ってからは飲食店で働く友人から「毎日たくさんの商品を捨てている」と聞くことが多くなり、「フードロス」という社会課題が身近な存在だったからです。他にも、幼少期から祖父母の野菜栽培を手伝い、親から「野菜を作ってきてくれてありがとう!」と言われた経験がありました。生産者の視点に立つと、フードロスという問題は、単に食べ物が捨てられるだけでなく、作り手の想いも蔑ろにされていることに実感を抱いたことも僕がこの問題に取り組もうと思った理由の一つです。


海外インターンシップ渡航前には、「フードロス」に実際に取り組まれている

竹下友里絵さんにお話を伺いました



―仙波さんが、今回の海外インターンシップで成し遂げたいことはなんですか?

フードロスという社会課題に取り組むだけでなく、自分自身に向き合い続けることです。ありたい姿や将来の夢について考え、「優磨がきてくれてよかった」と言ってもらえるような海外インターンシップにしたいです。


マネージャー(海外インターンシップを支えてくれるアイセックメンバー)との1枚


―最後に、海外インターンシップに興味を持っている人に一言お願いします。

僕は、アイセックの活動によって自分が変わったと思っています。普段の活動でも、挑戦する機会を取り続けてきた結果、好きな自分に近づくことができました。

一人で海外に行くのは不安だと思うけど、だからこそ飛び込んでほしいです。行くのは一人だけど、メンバーが向き合い続けてくれることが、他にはないアイセックの強みだからです。わからないなりに挑戦してみましょう!


出国直前の写真 アイセック同志社大学委員会メンバーと関西国際空港にて




アイセック同志社大学委員会 海外インターンシッププログラム

アイセック同志社大学委員会では、今回の記事で紹介した"Food Again"の他にも、伝統産業や教育などの海外インターンシッププログラムを運営しています。 社会課題を、実際に自分の目で見て行動したい。 “グローバルで働く”を大学生のうちから体験したい。 そんな想いをもった方をお待ちしています! 同志社大学以外の大学生でも応募いただけます。 また、個別相談会を行っているので、少しでもインターンシップに興味をもった方はお気軽にお問い合わせください!


海外インターンシップ プレエントリー▷http://www.aiesec.jp/pre-entry/

Twitter▷@AiesecDO

YouthSpeak Media編集部

YouthSpeak Media編集部

YouthSpeak Media編集部。NPO法人アイセック・ジャパンのメンバーが中心となって運営しています。

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